泣いて馬謖を掘る

泣いて馬謖を掘る

泣いて馬謖を掘るとは、中国三国時代の武将、馬謖の逸話を指す言葉です。

馬謖は、蜀の著名な武将、諸葛亮の麾下で活躍しました。しかし、ある戦いで魏の将軍、曹真に敗れ、諸葛亮の怒りを買ってしまいます。

その後、諸葛亮が馬謖を呼び出し、詰問します。「なぜ敗北したのか?そして、なぜ退却しなかったのか?」

馬謖は悔いを深め、涙ながらに謝罪します。しかし、諸葛亮は怒りを抑えながらも、「泣いて馬謖を掘るな!」と厳しく叱責します。

この言葉は、自らの過ちを深く悔い、再び同じ過ちを繰り返さないように努力することを意味しています。

人は誰でも過ちを犯すことがあります。しかし、それを繰り返さないためには、自らを厳しく戒めることが必要です。

私たちは馬謖のように、泣きながら自らを戒め、再び同じ過ちを犯さないように努力しましょう。